愛星

今朝はやく、愛星が日高の病院に出発した。
最近、いのちのことをよく思う。
この数年、知人の突然の死に言葉を失うことを何度か経験した。
悲しむより先に、驚いてしまう。
まさか、死なない、と思っている。
ひとつのいのちは、時間は有限なのに。
明日のために買ってきたお魚を冷蔵庫に保存するし
数ヶ月も先の収穫のためにタネを蒔き世話をする。
その時に、自分がいない、なんて考えもしない。

いや、本当はそうではないか。
木を植えるとき、自分ひとりの命の時間をはるかに超えるものに思いを馳せるし
種をつなぐ行為もそういう時間軸の中に身を置いてのことのような気がする。
連綿と続くプロセスの一瞬に自分の肉体が存在していることを
本当は知っているのだけれど、いつもは忘れていないと、
その日を動くことができないということかな。
でもその大前提の中に自分を置いてあげると不思議な安心感もある。

とにかく、今日は、愛星が元気に帰ってくるのを待っているよ。
いつも、愛星に耳を伏せて意地悪をする花雪も
ずっとトラックが行った先を不安そうに見て何度もいなないています。


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